仙台市の歯科医院 インプラントの堀歯科医院

しっかり説明、総合的な歯科治療を行っています。

こどものランパ矯正

Category

ランパ矯正 顎顔面口腔育成治療

堀歯科医院では、子どもの矯正治療として

RAMPAセラピーに基づいた顎顔面口腔育成治療を行っております。

歯科治療として口腔からのアプローチで、歯列歯槽のみならず、顔面骨格を生理的な前方方向へ成長発育させることができ、
舌位を適正にすることで呼吸も改善できます。
下方成長となっているこどもの矯正治療法として現時点で最適な治療法です。

前方成長イメージ
下方成長イメージ

歯列不正は、顎顔面の成長過程の問題が、 見えやすい形で現れたものかもしれません。

yugami-dr-shimizu.jpg

清水正裕先生 総説:バイオブロックによる矯正治療 より

※イメージ図 実際にこの図の通りに歪むということではありません

歯列で考えられていた不正咬合を、顔面頭蓋から3次元的にとらえて分析することで、原因がより明確になりました。
このランパセラピーの考えに基づいて治療することで、従来の対症療法的矯正治療から進めて、原因に対する治療が可能となりました。

歯列矯正で長く使われてきた装置を改善改良して進化させた、ランパ上顎前方牽引装置を使って治療します。

上顎骨は頭蓋の他の骨9個と繋がっています。
上顎を前方(水平方向)に成長させることで、つながった骨にも影響を与え、結果として顔面骨格全体が生理的に良い方向へ発育し顔貌が良くなります。

そして、前方成長により歯列が前後方向へも大きくなるので、永久歯の抜歯は必要ない状態となります。

受け口(反対咬合)で手術が必要、あるいは歯を傾けて咬ませるしかないと言われたお子さんも治療可能です。
笑ったときに歯ぐきが見えるガミースマイル(過蓋咬合)、出っ歯(上顎前突)、お口ポカンと言われる状態
実は、どれも上顎の前方成長不足が原因となっていることが多いのです。

慢性鼻炎など鼻の症状が長びいているお子さんも、下方成長が影響している場合、歯科での治療により、耳鼻科での治療が効きやすくなります。

5歳から7歳ぐらいが治療開始適齢期ですが、それより大きいお子さんも、小さいお子さんも、気になる状態がありましたら一度矯正相談にご来院ください。

RAMPA装置での治療 ランパ治療

上顎の成長方向は前下方です。

上顎の成長方向の図

ですから、従来の矯正治療で使われる上顎前方牽引装置は、
口の中の装置につけられたフックにゴムをかけ、前下方に牽引するものです。
MPAの全体イラスト MPAの口元拡大イラストイラスト出典:(株)コムネット

しかし、下方成長の上顎は、正常な成長をしている顎より後下方に位置してます。
ですから良い位置に誘導するならば引く方向は前上方です。

前方成長イメージ2

従来の装置では口腔内装置にフックがつく設計の為、上唇に干渉し前上方には引けません。

そこで、上顎を前上方に引くことが可能な装置として開発されたのがRAMPA(ランパ)装置です。)
より良い治療ができるよう、細部が日々改良されて進化しています。

RAMPA装置
RAMPA装置のひとつです。(少し前の型のRAMPAです)

フェイスマスクとバンド、口腔内装置(接着固定)、着脱可能なアクティブボウ(口から出ているワイヤー。ゴムをかける部分)からなります。

RAMPA装置

RAMPA装置

フェイスマスクは患者さんのお顔に合わせて調整します。口腔内装置も患者さん毎のお口の状態に合わせて作ります。また、治療の途中でも随時調整していきます。
この装置は頭と頬をアンカー(力をかけるときの固定)とするので、下顎に対する反作用(下顎を後方に押す力)がありません。

ランパ装置での治療例です。上顎の幅と前後径が拡大しています。

RAMPA治療例

上の図のような、歯列の拡大だけであれば、従来の歯列矯正の考え方の装置でも達成可能です。
RAMPAは上顎の位置を三次元的に改善できる装置なので、拡大しながらさらに上顎全体を前上方に誘導しています。

RAMPA治療例の顔貌

1回のランパで、治療前に比べて、横顔の鼻から上唇にかけてが明らかに前上方に成長しています。このようなRAMPA装置とバイオブロック装置を用いた顎顔面口腔育成治療で治療していくことで咽頭部が広がり、呼吸が改善します。

RAMPA装置の6つのゴム
上顎を上に牽引するにも、前を強くしたり、後ろを強くするなどコントロールできます。
このように、RAMPAは6つのゴムで牽引方向や力も細かく設定できる精密なつくりの装置です。
RAMPA装置の6つのゴム2

小学校低学年で寝る時も含め毎日12時間以上、高学年で16時間以上装着し、口腔内装置のネジを巻くことで、上顎を前上方に成長させることができます。
1サイクル4から6か月ぐらいを数回行います。

また、RAMPA装置のほか、各種口腔内装置も併用して治療を進めます。

初回矯正相談は3,300円で行っております 一般的なランパ治療の話をさせていただきます。 あなたのお口の状態に合わせた治療法のご提案のためには、後日改めての矯正精密検査が別途必要です。
治療費 矯正精密検査33,000円、RAMPA治療(顎顔面航空育成治療)165万円~

RAMPA矯正相談のご予約はお電話または24時間オンライン予約の子供の矯正相談からご予約ください

堀歯科医院 24時間オンライン予約
不正咬合の問題点

不正咬合の問題点

歯がふぞろいだったり、上下の アゴの歯ならびがお互いにちゃんと噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といいます。 この不正咬合をそのままにしておくと、 食べ物がよく噛めない ことばが明瞭でなくなる むし歯になりやすい 歯槽膿漏になりやす...